よくいただくご質問の中で「オラクルカードってどうやって読んだらいいんですか?」というものがあります。オラクルはタロットと違って、質問した事項よりも、今現状の課題がそのまま出てくることが多いので、解釈に困る方もいらっしゃるかと思います。カードとして漠然とし過ぎているともいえるし、実際にカウンセリングのメインで使ってゆくにはちょっと、厳しすぎる、でも、タロットの答えは鋭すぎて怖がられるし、、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
私の場合は、主に、遠隔ヒーリングの後に1枚引きをして、その要約をお伝えしたり、対面で使う時は、タロットで、望ましくない答えが出たときのアドバイスカードの1枚として引いたりすることもあります。実際、そうした使い方が一番無難なのかな、とは思います。
ただ、以前、全くカード類を使わないでカウンセリングをしていた時のことを考え併せると、カードを使っても、使わなくても、こちらがお相手にお伝えしたいこと自体はそんなに変わらないんですね。(クライアント様の多くが、カードを使ったほうが分かりやすく、納得していただけるので、私はカードを使うようになりました。)
ですので、一番大事なことは、クライアント様の思いとニーズで、そこにチューニングを合わせて常にそこに対してアドバイスできるようにするだけで、対面中のオラクル引きは断然説得力が出ます。オラクルカードの結果がどう、ではなく、あくまでも話(お相手の思いとニーズ)が中心ということですね☆
また、おすすめの練習法としては、1回の質問に出た1枚のカードから、どれだけ言葉が紡ぎだせるか。タロットもオラクルも、苦手意識を持っていらっしゃる方の多くは、こうした練習が必要な感じがします。1つのセンテンスから言い回しを10通り考えてみる。
例えば、簡単な例で説明すると、電話占いでよく出る「彼はあなたに好意を持っています」というセンテンスだったら、「彼はあなたのことを今、考えていますよ」「彼はあなたを思っていますよ」「忙しいけれどもその間を縫ってあなたと会おうとしていますよ」などの変換法の練習をしてみて、それが得意になってくると、よりお相手にメッセージを伝えやすくなります。(クライアントはお話し中に同じ質問を何度もして、納得したがっているので。)そのふたつができるだけで、大分リーディングの成果も変わってくるのでは、と思います。ご興味おありの方は、よかったら練習してみてくださいね^^。
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