たまたまユーチューブで発達障害について、言いにくいことを岡田斗司夫さんとひろゆきさんが触れておられたので、ちょっとご紹介しておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=2dpO0-Rg1f0&list=WL&index=7
https://www.youtube.com/watch?v=Yw3Tt-D9Tys&list=WL&index=6
確かに、一時から相談者さまご自身が、もしくはお子さまが発達障害で、というお話をお伺いすることが増えてきましたが、発達障害自体、ここ20年位に広まっていったまだ歴史の浅い概念みたいなものなのかもしれませんね。ひろゆきさんのユーチューブでも人それぞれ、という言い方がされておられますが、確かに、思い切り二極化して人を見ると、ちょっと極端な言い方ではありますが、どの人もADHDかASDのどちらかには当てはまるのでは?という感じもします。
昔の話ですが、6年滞在した英国から帰国したばかりの時期に、特にオフィスで働く「普通の」日本人の優秀さや生真面目さにはカルチャーショックばりに驚かされたものですが、こうした日本の求められる「一般的な社会人」のレベルが平成時代位までは結構高く、狭く設定されていたのでは、ということも改めて考えさせられます。
話戻って、ADHDやASDがあっても、どうやって社会と折り合いをつけて仕事をしてゆくかが分かっている方もいらっしゃるし、長い時間をかけて自分と向き合いつつ、仕事の仕方を学び、慣れてゆく方もいらっしゃるようです。
そういえば以前ヒーリングのクライアントでいらしていた高齢の女性のお話で印象的だったことを思い出しました。息子さんがADHDで、若い頃からお仕事が続かず、数十回もの転職が続き、それが日常化していたらしいのですが、20年目に、彼の性質を全部受け入れてくれる相性の良い上司と会社との出会いがあり、それ以来、まだそこで働いていらっしゃるようです。
また、仕事として折り合いをつけるのが難しい状況でしたら、行政を使って、手帳を持ち、特別枠で仕事をしたり、生活保護を受けたり、自営のスキルを教えてくれるような情報源も増えているので、皆さんそれぞれ自分なりの道を模索しておられることと思います。そうした意味で、以前よりも人生の選択肢が増えたのが可視化できるようになってきたのはいいことかもしれません。その中で、当事者さまにとって一番の選択ができるように、ご家族や周囲の方々も支えてあげてほしいですね。
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