ウィキッド(映画)

先日話題の映画「ウィキッド」を見に行きました^^。

30代の時期に1回だけニューヨークに旅行に行ってきたことがあって、その時に「ウィキッド」は見たことがあったんですね。しかし当然ながら字幕がなく、あまりあらすじや内容はよくわからなかったのですが、リアルミュージカル独特の迫力と楽しさを味わいつつ見ておりました。

そして第一幕の最後、ヒロインのエルファバがパワーアップする音楽とパフォーマンスを背景に宙に浮かび、どうやら凄い力を持った魔女として覚醒したらしいシーンは、わからないなりに感動して涙が出た記憶があります。

今回の映画はこの第一幕の最後までの内容を、時間をかけて丁寧に映画化している感じですね^^。

この前半の物語は「キャリー」「アナと雪の女王」「シザーハンズ」を思わせる、ちょっとネガティブな印象の、でも物凄い、爆発的な才能を持っているヒロインがその可能性を全開に開花させるまでのお話。

気になってウィキペディアであらすじを読んでみたところ、後半はかなり悲劇性を増すので、こういう物語をよくミュージカルにしたよなア、と感心してしまいました。

でも、題材が題材ということもあって、とくにスピリチュアルやヒーリングに興味がある方々はこの前半戦を見るだけでもかなり解放できる感情があるかもしれないので、観る人によってはつらい物語ですが、もしかすると最後の飛翔シーンを目指して何度か観て体感してみてもいいかも、とも思いました。

また、今回画面がいいと定評のあるIMAXレーザー版で見てみたところ、画面自体は綺麗ですが目が慣れてくるので、通常のものでも充分かもしれないのですが、音響の深さと、物事が動いたとき、座席への振動が凄いので、特に最後のシーンは迫力満点。1回目はIMAXで観てみてもよいかもしれません^^。

ヒーリングスペースセレスタイン