(↑イメージ画像^^;女の子?最近は京劇の女優さんも増えているみたいですね☆)レスリー・チャン氏の没後20年ということで、放映されることになったみたい。
実は昔からこの作品の大ファンで、DVDも持っているのですが、4K上映されるということで、やはり映像や音響が違うのかな、と気になり観に行くことにしました。
有楽町の角川シネマで観たのですが、映像は正直、そんなに家でDVDで観たときと変わらないように見えました。(やっぱり池袋のシネマサンシャインのような凝ったところで観たほうがいいかもしれませんね。)
ただ、この作品は、非常に残酷な形での子捨てから始まって、劇団員の少年たちへの行き過ぎた指導・体罰や地位ある人間たちからの性的搾取、その中で鍛錬を重ねたものの、時代と人々の認識の変化、特に文化大革命時に、芸術家としての誇りを踏みにじられるような批判と嘲笑を一身に受けた主人公の悲劇を余すところなく映し出している分、感動的なのですが観ていると体中が本当に痛くなるので(^^;)、DVDでも、京劇を楽しめる一部分のみ観ておりましたので、通しで観られたのが久しぶりでよかったです。
この作品は、チェン・カイコー監督の最高傑作だと思うのですが、その割には日本でのDVDの価格が一時期かなり下落していて、残念に思っていたので、そういった意味でも再度映画作品として上映されることになって、個人的に嬉しく思いました。
凄い作品なので、ご興味おありの方は是非^^。
0コメント