一日万謝の実際①

ユーチューブチャンネルの島田秀平さんの「お怪談巡り」にゲストとして出演されている都市ボーイズの早瀬さんのお話がちょっと興味深かったのですが、その後、思い当たるところが色々ありまして、書いてみようかと思った次第です。

一日万謝自体は、20年位前に小林正観さんの本を何冊か読んで知ってはいたのですが、それほど傾倒はしておりませんでした。小林さんの本では「ありがとう」でしたが、正確には「ありがとうございます」を1日に何千回・何万回と唱え続けて習慣化すると、望みが叶ったり、幸せになる、といった概念というか、思想だったような気がします。(そういえば当時は齊藤ひとりさんも大変な人気でしたね!)

記憶が定かでないのですが、それを強力に薦めてくださったのが、2007、8年位?だったか、にヒーリングのクライアントとしていらしていた女性で、ひとりさんでも小林さんでもない、他の一日万謝?グループが出版した新しい本を何冊か譲ってくださいました。内容はあまり覚えていないのですが、ありがとうございますを唱え続けて開運した方々の体験談だったような気もします。

本を読んでみて、少し興味を覚えたため、年を越した新年1月上旬に、1日5000回ほど毎日唱えてみることを決めました。ただし、「ありがとうございます」は長すぎるので「ありがとう」を、夕食後のリラックスした時間に早口で、カウンターをもって唱える、ということを試みることに。(小林さんの方法でためしたので、気を入れなくても、早口でつぶやいても、それでOKみたいな感じです)。

「ありがとう」という言霊自体は、個人的には結構暖かな波動を感じましたので、唱え続けていると、体感として、体が暖かくなってゆくのかな、と思っていたのですが、逆に何か、自分自身の意識の底はまだまだ冷たい闇が深く(と個人的に感じた)、折角発生させている暖かな波動がどんどん暗い意識の闇に吸収されてゆくような感覚がありました。(2月末位まではほぼずっと、そんな体感でした。)

3月のある日、お買い物の帰りに、駅前を普通に歩いていたら、お腹の底から胸、頭部にかけて猛烈な暖かい感謝の気持ちが凄い勢いで上がってきて、何か体中がありがたいという感覚で満たされ、あまりの多幸感で( ;∀;)が、という出来事が。。!(ヤバいですね^^;。周囲の方々はびっくりされたでしょうね~)ただ、その後、確かに、「ありがとう」と言いたくなる出来事が実際に増えて、確かにこれは効用があるな、と思った次第です。

このとおり、「万謝」までは行っていなかったのですが、1日しっかり毎日、旅行中であっても5000回は必ず数え続けて、しばらく経ち、12月末になりました。そして31日になった時、不思議と「ああ、充分だ。もう唱えなくてもいいな」と突然意識が切り替わったので、辞めてしまってそれっきりになりましたため、それ以降は、そうしたことが必要そうな方にはお勧めしてみましたが、たいていの方は3か月ほどで飽きてしまうのか、あまり継続した方は自分の周りにはいらっしゃいませんで、そのままいつの間にか忘れてしまいました(長くなったので次に続きます。)