交流分析(Transaction Analysis 略してTA)とは、アメリカの精神科医エリック・バーンが形作った自分と他者の意識状態を知ることによって、より理解ある、建設的で暖かなコミュニケーションを築いてゆくための指針で、コミュニケーション心理学のひとつです。
エリック・バーンは「人々が抱えるほとんどの悩みは、『人間関係』から発しているから、人と人のかかわり方が上手くいくようになれば、悩みの大半は解決する」ことに気づき、この手法を編み出したといわれております。
交流分析には①自己への気づきを増やす、②自律的な生き方をする③真実の交流(親密さ)を身に着けるという3つの目的があります。その目的を達成させるためには「TA7つの領域」と呼ばれる対人コミュニケーションのしくみを少しずつ理解していただき、日常的に活用して理解を深めるにつれて、これまで見えていなかった新たな側面を発見していただければ幸いです。
0コメント