時間の構造化とは、(クライアントがストロークを得るために)日常の時間をどのように使っているかを探ってゆき、新たな行動を促してゆくアプローチ法です。主に課題が重すぎて動きが取れなくなったときなどに行うと新たな力が湧きます。
①閉鎖
:家でゲームをしたり、読書をしたりして他者とかかわりをもたない。引きこもり時間。
②儀式
:最低限のストローク。近所で会った人に挨拶をしたり、いつもの片づけや食事、通勤時間などの時間もそれにあたる。
③雑談
:軽い社交がこれにあたる。他者との日常的な楽しい会話、お天気や髪型の話など。
④活動
:仕事や趣味・生きがいなど生産的な行動。ストロークとしてはかなり本質的。
⑤ゲーム
:相手を操作しようとする行動やコミュニケーション。親交が行われないときに起こる。
⑥親交
:お互いの存在を暖かく承認しあい、親密なストローク交換がある。誠実な関係性。
具体的に24時間の中で6つの行動形式の中の何をしているかを円グラフに描いていただき、分析してゆき、増やしたい時間を目標に改めて理想グラフを描き、それを目立つ場所に貼っていただき、そのように行動することをお勧めしております。
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